絵手紙の画仙紙はがきはどれを選べばいい?マルマン5種類を比較してみた

絵手紙を書くときに使う画仙紙はがき。

いろいろ種類があって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、文具メーカー『マルマン』の画仙紙はがき5種類を比較してみました。

墨や顔彩のにじみ、すい込み、色の出かたなど、徹底的に調べています。

この記事を読めば、どの画仙紙を選べばいいか分かり、あなたが欲しい画仙紙はがきが見つかるでしょう。

目次

マルマンの画仙紙はがきの紹介

今回、比較する画仙紙はがきです。

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絵柄種類製法にじみ度価格(1枚あたり)
かぼちゃ画仙紙〈越前〉機械漉き約19円
あじさい画仙紙〈越前〉手漉き風機械漉き約19円
ひまわり画仙紙〈越前〉手漉き★★約40円
なす画仙紙〈因州〉機械漉き★★約27円
お花本画仙紙〈紅星牌〉なし(中国産)★★★約50円

以下の表記ですが、商品の絵柄+種類になります。

種類と製法を並べると、どれがどれだかわからなくなってしまうからです。

画仙紙はがきの比較内容について

画仙紙はがきの比較ですが、「紙の見た目」「墨のにじみ」「顔彩のにじみ」「重ね塗りはできるのか」の4点を検証していきます。

  • 紙の見た目
  • 墨のにじみ
  • 顔彩のにじみ
  • 重ね塗りはできるのか

商品の特徴には、「にじみ度」が出ていますが、墨と顔彩に分けて調べていきたいと思います。

また、★の数は3つではなく、5つで比較します。

はがきによって異なるかもしれませんので、振れ幅を大きくしています。

紙の見た目

特徴のあるものをまとめています。

写真を撮ってみたら、左から2番目(あじさい〈越前〉)が少し透けていました。

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質感色味その他
かぼちゃ〈越前〉つるつる竹簀(たけす)状の線がある
あじさい〈越前〉ざらざら
ひまわり〈越前〉
なす〈因州〉つるつる黄色み厚みがある
お花〈紅星牌〉黄色み厚みがある

墨のにじみ

墨をたっぷりつけて、線をかきました。

にじみ具合がわかるように、線のかき始めは、3秒ほど筆を動かしていません。

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にじみ度結果
かぼちゃ〈越前〉全くにじまない。墨のすい込みが遅い。
あじさい〈越前〉★★じんわりにじむ。
ひまわり〈越前〉★★★★すぐにじむ。
なす〈因州〉★★★にじむ
お花〈紅星牌〉★★★★★すぐにじむ。墨のすい込みが早い。

顔彩のにじみ

円のフチをはみ出さないようになぞっています。

顔彩は若葉を使い、水をたっぷりつけた状態です。

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にじみ度結果
かぼちゃ〈越前〉色が広がらず、表面にのっている状態。
あじさい〈越前〉★★じんわり色が広がる。すい込みもやや早い。
ひまわり〈越前〉★★★★にじむ。すい込みが早い。
なす〈因州〉★★じんわり色が広がる。
お花〈紅星牌〉★★★★★筆をおいただけで色が広がる。すい込みが早い。

水分量を同じぐらいにしましたが、画仙紙はがきによって、色の出かたが変わっています。

すい込みが早いものほど、色は薄くなりました。

重ね塗りはできるのか

水を含ませた色の上に、すぐ、別の色を重ねてみました。

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結果
かぼちゃ〈越前〉乾くのが遅いので、色を重ねたとき、混ざる
あじさい〈越前〉筆をおいたところではなく、にじみができたところなら、色が混ざり合う
ひまわり〈越前〉水分が多いところは、綺麗に色が重なる
なす〈因州〉筆をおいたところではなく、にじみができたところなら、色が混ざり合う
お花〈紅星牌〉水分が多いところは、綺麗に色が重なる

どの画仙紙はがきでも、重ね塗りはできることがわかりました。

5種類の画仙紙はがきを比較した結果

マルマンの画仙紙はがきを比較してきました。

「墨のにじみ」「顔彩のにじみ」「色の出かた」をもとに、表にまとめてみました。

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種類・製法絵柄墨のにじみ度顔彩のにじみ度発色度
画仙紙〈越前〉機械漉きかぼちゃ
画仙紙〈越前〉手漉き風機械漉きあじさい★★★★★★★
画仙紙〈越前〉手漉きひまわり★★★★★★★★★★★★★
画仙紙〈因州〉機械漉きなす★★★★★★★
本画仙紙〈紅星牌〉お花★★★★★★★★★★★★★★★

にじみ度は、墨や顔彩によって異なることがわかりました。

ここではさらに、5種類の画仙紙はがきの特徴(商品説明)を参考に、どんな人に向いているか、見ていきましょう。

実際に商品を購入した人の口コミも載せています。

画仙紙〈越前〉機械漉き

特徴

顔彩、墨のにじみが少なく、吸い込みが良い、国産画仙紙です。

絵手紙を始める方にも描きやすい画仙紙です。

線の練習用として使いたい、グラデーションを楽しみたい、いろいろ試したい人向け

墨や顔彩のにじみが少ないので、初心者でもかきやすい画仙紙はがきといえるでしょう。

発色があまりないのが難点ですが、安く手に入るのがメリットだと思います。

値段的にお財布に優しく、絵手紙を書くなら、最適かと思われます。

絵手紙用に購入。マルマンの画仙紙は種類が多くて迷いましたが、初心者にはこの越前が良いと思いました。とても良い具合に水分を吸収してくれますので気に入っています。

画仙紙〈越前〉手漉き風機械漉き

特徴

顔彩、墨のにじみは少ないですが、色の出方がよく、吸い込みが良い国産の画仙紙(越前)です。

にじみを体験してみたい、画像のような線をかいてみたい人向け

程よくにじみがありますが、墨の量でコントロールできるので、初心者でもチャレンジできると思います。

発色がよいので、狙いどおりの彩色をしたい人にも向いているでしょう。

手触りや滲みが非常によいと思います。

少しにじみますが、顔彩の色がとても鮮やかに描けます。

画仙紙〈因州〉機械漉き

特徴

顔彩、墨のにじみが程よくあり、吸い込みが良い国産画仙紙(因州)です。

特に墨との相性が良く、美しく表現できます。

墨のにじみを体験してみたい、彩色の練習用として使いたい人向け

墨は吸い込みがやや速いですが、顔彩はそれほどにじまないので、初心者でも挑戦しやすいハガキだと思います。

墨との相性がよく、乾いた後の線が味わい深いです。

いい感じにぼやけてくれるので使い勝手がいいです。

画仙紙〈越前〉手漉き

特徴

顔彩、墨のにじみが程よくあり、吸い込みが良く、風合いがあり、色の出方がとても美しい最高級の国産画仙紙(越前)です。

にじみを楽しみたい、発色にこだわりたい人向け

水加減が難しく、1枚あたりの値段が高いので、やや上級者向けだと感じました。

普通の紙では出なかったぼかしが良く出てとても満足です。
デリケートな紙なので重ね塗りなどには適さないと思いますが、例えば黄色から紅に変わりゆく表現をするときなどは吸い込みが良くきれいな発色をします。

顔彩、墨の滲みが良くて味のある絵が描けて楽しいです。

本画仙紙〈紅星牌〉

特徴

顔彩、墨のにじみが程よくあり、吸い込みが良い、中国産画仙紙(紅星牌)です。

紙表面はソフトで、色の出方がとても美しい画仙紙です。

にじみを楽しみたい、発色にこだわりたい人向け

水加減が非常に難しく、1枚あたりの値段が高いので、上級者向けだと感じました。

他社のものよりかはかなり滲みが強いですね。

描く素材にもよりますが、細かな表現をしようと色を置くとすぐに広がるので気をつけないといけません。そこがまた楽しいですが。

まとめ

マルマンの画仙紙はがきの比較はいかがだったでしょうか。

今回は、5種類の比較でしたが、墨と顔彩でにじみ度が違ったり、発色加減が異なったりと、実際にかいてみることで発見がありました。

画仙紙はがき5種類のおさらい

絵柄種類・製法向いている人1枚あたりの値段
かぼちゃ画仙紙〈越前〉機械漉き絵手紙初心者約19円
あじさい画仙紙〈越前〉手漉き風機械漉きにじみを体験したい
発色よくかきたい
約19円
ひまわり画仙紙〈越前〉手漉きにじみを楽しみたい
発色にこだわりたい
約40円
なす画仙紙〈因習〉機械漉きにじみを体験したい
狙い通りの彩色をしたい
約27円
お花本画仙紙〈紅星牌〉にじみを楽しみたい
発色にこだわりたい
約50円

いろいろ試しながら、あなたに合う画仙紙はがきが見るかるといいですね。

ちなみに、私は、あじさいの絵柄(画仙紙〈越前〉手漉き風機械漉き)を愛用しています。

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