ボレロ事件

忘れてはいけないのに、当の本人はすっかり忘れていた。

昨夜、久しぶりに母と妹と電話をした。今月末に帰省するのだが、今から楽しみで仕方ない。かれこれ1年以上、みんなに会っていないと思っていたが、去年の10月に妹の結婚式で地元に帰っていた。

タイトルにあるボレロ事件。結婚式の前夜に起きたことだ。私は、ボレロだけ持っていなく、前もってレンタルして実家に届くように手配していた。

家族みんなでのんびりテレビを見ていた時、いきなり妹から、「宛先、お姉ちゃんの名前じゃないよね?」と聞かれた。「えっ?私の名前だけど」と呑気に答えると、妹が呆れた顔でこう言ってきた。

うちの家に届くようにするためには、お姉ちゃんの名前の前に○○様方と入れないと届かないんだよ。住んでいないのに届けたら誤配になるから。常識だよ。

その瞬間、『ホーム・アローン』で家族全員が寝坊した朝ぐらいに、うちの家族が慌てた。気づいたのが受付時間ギリギリで、固定電話からもケイタイからも電話をかけた。全然つながらなかったが、望みをかけ続けると繋がった。結果、妹が対応してくれて事なきを経たのだ。

しかし、電話で伝えたことがドライバーに伝達されていなかった。手渡しの時に、「○○さん宛ですが、大丈夫ですか」と確認をされた。結婚式前夜にどっと疲れたと言われてしまった。ポンコツな姉でごめんと思った。

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